ストップロス注文

ストップロス注文は通常、ロングポジションまたはショートポジションで、損失を制限し、または利益を確定するための決算注文として使用されます。しかしストップロス注文は、ポジションを建てるためにも使われます。

ストップロス:市場価格がストップ価格に 達した場合に、成行注文(買いまたは売り)を執行します。

ストップロス指値:市場価格がストップ価格に達した場合に、指値注文(買いまたは売り)を執行します。

注文画面の「ストップ価格」欄に、指値注文の発注条件となるストップ価格を設定します。注文画面の「指値価格 」欄に、指値を設定します。ロングポジションでは、指値価格をストップ価格よりも低くすると、指値注文が約定される確率が高まります(ショートポジションでは逆になります)。

トレーリングストップ:市場価格がストップオフセット価格よりポジションに対して不利になる方向に変動した場合に、成行注文(買いまたは売り)を執行します。

トレーリングストップ注文は、ポジションが有利になるようにストップ注文の発注条件を自動調整するために使用します。これは(値幅または%で)ストップ幅を設定することによって実行されます。ロングポジションでは、市場価格が高値から、ストップ幅分下落した場合に、成行(売り)注文が執行されます。ショートポジションでは、市場価格が安値から、ストップ幅分上昇した場合に、成行(買い)注文が執行されます。こうしてトレーリングストップを使用すると、相場が希望の方向にストップ幅以上変動した場合に、ロングポジションまたはショートポジションの利益を自動的に確定できるようになります。

トレーリングストップ指値:トレーリングストップ指値注文は、トレーリングストップ注文とまったく同様に動作しますが、市場価格が設定したストップ幅分、ポジションに対して不利になる方向に変動した場合に、指値注文が執行されるという点が異なります。

この指値注文は別の値幅により設定されます(以下「指値幅」といいます)。ロングの取引では、市場価格が高値からストップ幅分下落した場合に、指値(売り)注文が執行されます。注文の指値は、高値-指値幅で計算されます。ショートの取引では、市場価格が安値からストップ幅分上昇した場合に、指値(買い)注文が執行されます。注文の指値は、安値+指値幅で計算されます。指値幅をストップ幅よりも大きく設定した場合、指値注文が執行された場合に約定される確率が高まります。

例:XBTを$100で購入し、利益目標を$120に設定すると仮定します。テイクプロフィット指値の売り注文を、利益価格$120、指値価格$120で作成できます。指値の売り注文$120で同じ結果を達成でき、この方が簡単な方法です。しかしビッド価格の高値が$120に達した時点で、市場価格で売却してしまいたい場合には、テイクプロフィット注文を利益価格$120で作成することで実現できます。しかしこのシナリオでは、売り注文の平均約定価格は$120未満になってしまう場合があります。

またロングポジションまたはショートポジションを建てるためにストップ注文を使用することもできます。XBT/USD価格が上昇傾向にあり、6%の反落が下落傾向への転換の予兆であり、ショートの取引を行いたいと考えた場合、トレーリングストップの売り注文を、ストップ幅6%で作成できます(ショートポジションとなるため、レバレッジを使用します)。これにより、価格が6%下落すると、ショートのXBT/USDポジションが建てられます。反対の状況では、価格がいったん下落した後に、一定金額上昇したときにロングポジションを建てたい場合、トレーリングストップの買い注文を作成することでこれを実現できます。

上の例では、成行注文が執行されますが、代わりに指値注文を執行する指値版の注文を使用することもできます。これにより、さらに条件の良い約定価格を得られますが、注文が部分的にしか約定されない(またはまったく約定されない)場合もあります。