注文タイプの説明に使用される用語

市場価格:注文の「市場価格」は、現時点で最も低い買値・アスク価格(買い注文の場合)または、現時点で最も高い売値・ビッド価格(売り注文の場合)を意味します。市場価格は本質的には、オーダーブック内での最善のオファーなのですが、買い手にとって、または売り手にとっての最善のオファーは異なるものとなります。買い手にとっての最善のオファーは、オーダーブックの中での最低価格での売り注文であり、売り手にとっての最善のオファーは、オーダーブックの中での最高価格での買い注文となります。市場価格は、ストップ注文またはテイクプロフィット注文の執行タイミングを理解する上で重要です。たとえば、ストップロスの売り注文は、市場価格(この場合は売り注文なので現在の最高価格のビッド)がストップ価格と同じかそれ以下になった場合に注文が執行されます。

最良気配値:成行注文の「最良気配値」とは現在の注文状況の内での最良の(加重)平均買値または売値のことです。これは成行注文がどのように約定されるかを理解する上で重要です。通常、成行注文は、オーダーブック内の複数の反対注文によって約定されます。買いの成行注文は、オーダーブック内のいくつかの最低価格の買値によって約定され、売りの成行注文は、オーダーブック内のいくつかの最高価格の売値によって約定されます。このため、成行注文の平均約定価格は、最良気配の平均価格となります。つまり、最良気配値は、成行注文を約定した異なる価格で執行された複数の異なる注文の加重平均となります(約定する注文のサイズに応じて重みが付けられます)。

ポジション:正確には通貨ペアのみが「ポジション」とみなされるものですが、以下の説明では、通貨両替の場合でもポジションを建てるまたは決済すると説明しています(積極的に両替を行う方はこの方が自然に感じるでしょう)。